・・・・ ナイル 7月メール歌会詠草集 ・・・・


たまさかに立ち寄りしかばフルーツのならぶ八百屋に物欲のわく(甲村雅俊)

たまさかに逢ひたる人は夢の中覚むる枕辺むなしく去りぬ(大芝貫)

ユウ・モアと言ふ店のありたまさかに君とあひて飲む君よ更にさらに(川西安代)

たまさかに雲晴れるときあればよし心の闇はいと深ければ(小村井敏子)

ひんがしに入道雲のしろしろと西に夕焼けたまさかの空(熊谷小夜子)

たまさかの病に臥して身にぞ知るひとのなさけと薄なさけとを(住谷眞)

たまさかに案内されしテーブルの隣に座せるは有名人なり(牧村香津恵)

報道で雹が降ったと聞く雷に追われて帰り物干しセーフ(小村井敏子)

あじさいにネムノキ萩と花群れる文月一日深山の紅は(熊谷小夜子)

英虞湾の入江の畔かぜ凪ぎて蟹の走れる音ばかりなり(牧村香津恵)

初夏のくちなは渡りゆく川のみづの空いろそらの水いろ(川西安代)

連休も遠出・宿泊ままならずピトンティットの日帰りツアー(大芝貫)

朝顔に如雨露で水をかけながら日本史の夏なつかしむなり(甲村雅俊)

くちなはの絡まるJの絵文字など厭かず見ている古書館の午後(住谷眞)




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メール歌会は現在お休みしていますが、
そのうちきっと再開します。
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